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子育て中のママ「エルゴの防寒カバー(ケープ)はベビーホッパーにしようと思っているけれど、種類がありすぎてどれを選べばいいのかわからない」
今回は、ベビーホッパー愛用歴2年の筆者がそんな悩みにお答えします。
防寒カバー(ケープ)を選ぶ際の注意点
まず大前提として、防寒カバーを選ぶ際に忘れてはならないことをお話ししたいと思います。
それは、赤ちゃんの体温は大人より高く代謝も活発で、冬場でも結構汗をかくということです。
服装の目安としては、以下のように言われることが多いです。
- 1ヵ月までの赤ちゃん:大人より1枚多め(体温調節がまだうまくできないため)
- 3カ月までの赤ちゃん:大人と同じ枚数
- 4カ月目以降:大人より1枚少なめ
冬場の赤ちゃんの服装について、一般的なガイドラインとしては、脱ぎ着しやすいベストやカーディガンなどで暑さを調節してあげるのが基本となっています。特に生後4カ月目以降は大人より1枚少ないくらいがちょうど良いとされていることをふまえると、安易に「とにかく暖かく」と考えて大人と同様に着せてしまうと、逆に暑すぎる可能性も。
特に、抱っこ紐をしているときはママと密着し、抱っこ紐にも守られていますので、熱もこもりがちになります。
ですので、重ね着することである程度暖かさを調節できるようにしておけば、防寒カバーに関しては、保温性は保ちつつも暖かすぎないものを選んだほうがよい場合もあることを念頭に置いておきましょう。
それでは、ベビーホッパー各種類について比較していきます。
ベビーホッパー全6種類(2021年現在)の特徴
エルゴの防寒カバー「ベビーホッパー」には、以下の6種類があります。
- オールウェザーカバー¥11,000(税込)
- オールウェザーダウンカバー ¥13,200(税込)
- ウインター・マルチプルカバー ¥8,690(税込)
- ウインター・マルチプルダウンカバー/メランジ ¥11,000(税込)
- ウインター・マルチプルダウンカバー/リモンタ ¥16,500(税込)
- ウインター・ライトダウンカバー/リモンタ ¥16,500(税込)
ベビーホッパーは大変優れた防寒カバーですが、商品名も実際の見た目も似ているので、何がどう違うのかわかりづらいのが難点です。
そこで、価格帯と暖かさや機能別にざっくりまとめてみました。
全商品共通の機能としては、
- ベビーカーに装着可能(レインカバー付きのものは、レインカバーと合わせての装着必須)
- 自宅で手洗い可能(中性洗剤使用)
の2点です。
ちなみに、上記の表を見て
「じゃあ、一番暖かいウィンター・マルチプルダウンカバー以外だと真冬は寒いのかな?」
と思われるかもしれませんが、ご安心ください。
ベビーホッパーの防寒カバーはどの商品も暖かさを保つ工夫がなされていますので、どれも暖かいです。
ですので関東より南の地域にお住まいの方は、例えば真冬の雪山に行ったり、雪の中一日中外にいるということでも無い限り、どれを選んでも大丈夫かと思います。
それでは以下で、ベビーホッパーそれぞれの種類を細かく比較していきます。
ベビーホッパー全6種類 機能比較
先ほどベビーホッパーの大まかな比較をあげましたが、ある程度お値段のするものなので、それだけで決めるのは難しいですよね。
そこで、より詳しい比較を以下にまとめました。
ウィンターシリーズ全6種類の機能比較
ベビーホッパー全6種類の詳細な違いとしては、以下の点になります。
- レインカバーの有無
- 暖かさ
- 撥水機能の復活可否(浮かしアイロンで復活可能かどうか)
注:浮かしアイロンをする際は、生地にアイロンが付いて生地を痛めないよう、十分注意の上行ってください。
- デザイン性
- 軽さ
- 価格
- リバーシブル使用可否
この点を網羅した機能比較表は以下になります。
【ベビーホッパー ウィンターシリーズ詳細比較表】
※表はクリック(もしくはピンチアウト)で拡大できます
上記のバランスチャートでもわかるように、ベビーホッパーはそれぞれのモデルによって、特化している点もあれば、若干弱い点もあります。ご自身の求める性能の高いものを選ぶのが、失敗しないポイントです。
ベビーホッパー モデルごとの特徴
それでは各モデルごとの特徴を解説していきます。
【オールシーズン対応型】オールウェザーカバー
オールウェザーカバーは中綿カバーにレインカバーが付属しているモデルです。ダウンではなくシンサレート高機能中綿を使用することで、コストを抑えています。裏地にボアもついていないので、暖かさとしては全6モデル中一番劣りますが、短時間の外出なら十分な暖かさです。寒さが心配な場合は赤ちゃんにカーディガン等着せるなどで対応しましょう。
レインカバーは単体利用できるので、とにかく通年大活躍します。レインカバー・中綿カバーともに撥水加工されていますが、使用頻度や洗濯頻度が増すにつれ、どうしても機能は低下していきます。しかしこちらのモデルは浮かしアイロンで撥水機能を復活させることができる為、ヘビーユースの方にも大変適しています。
なお、中綿カバー単体では前向き抱きやベビーカーへの装着はできませんが、レインカバーと一緒に付けることで装着可能となります。
【オールシーズン対応型】オールウェザーダウンカバー
こちらはオールウェザーカバーの、中綿がダウン&フェザーのモデルです。ダウンなので暖かさも十分あります。
オールウェザーカバー同様、レインカバーは単体利用可能、撥水機能も浮かしアイロンで復活可能、前向き抱きやベビーカーへの装着はレインカバー中綿カバーを一緒に付けることで装着可能となります。
ちなみに筆者もこちらを使っていますが、本当に優れもので、溺愛しています!オールウェザーダウンカバーのレビュー記事もあるので、そちらもご参考してください。
【秋〜春対応型】ウインター・マルチプルカバー
こちらもダウンを使用せず、コストを抑えた廉価版になります。裏地ボア付きで暖かく、リバーシブル仕様なのでボアを表にして装着することもできます。
レインカバーはありませんが、表地には撥水加工がされているので雨や雪も安心です。こちらも、撥水機能は浮かしアイロンで復活可能です。もちろん前向き抱きやベビーカーにも対応しています。コスパ重視の方には大変おすすめのモデルです。
【秋〜春対応型】ウインター・ライトダウンカバー/リモンタ
【エルゴベビー防寒シリーズ】ウインター・ライトダウンカバー/リモンタ
ファッション性を重視するなら迷うことなくこちらです。こちらのモデルはイタリアの高級ファブリックメーカー「リモンタ社」の生地を使用しており、きめ細かさと生地の光沢が素晴らしく、シルエットもとても美しいです。
ライトタイプのダウンで、秋口から使用可能できます。
あえて欠点を挙げるならば、定価16,500円と高額なことと、撥水機能です。こちらは浮かしアイロンでの撥水性能復活ができないため、撥水性能は使うほど低下してしまいます。ヘビーユースというよりはお出かけ用と考えた方が良いかもしれません。
【真冬にも対応】ウインター・マルチプルダウンカバー/メランジ
【エルゴベビー防寒シリーズ】ウインター・マルチプルダウンカバー/メランジ
デザイン性もよく、ダウンなのに更に内側ボア付き(もちろんリバーシブル使用可能)で大変暖かく、価格もリモンタに比べるとお手頃なメランジ。レインカバーは無いものの、撥水加工は浮かしアイロンで復活できますので「ヘビーユースで使いたいけれどオシャレも暖かさも妥協したくない」という方にはぴったりのモデルと言えそうです。真冬にも対応できる暖かさなので、寒冷地の方や、冬本番に活躍するモデルでもあります。
【真冬にも対応】ウインター・マルチプルダウンカバー/リモンタ
【エルゴベビー防寒シリーズ】ウインター・マルチプルダウンカバー/リモンタ
こちらもイタリアのファブリックメーカー「リモンタ社」の生地を採用したモデル。当然ながら高級感が有ります。ダウンたっぷりで、ボリューム感のある仕上がり。こちらもメランジ同様、真冬にも対応できる暖かさです。
ただ、こちらも浮かしアイロンでの撥水機能復活ができないので、ヘビーユースというよりはファッション性を重視した使い方の方が適していそうです。
まとめ
以上、ベビーホッパーにはモデルごとに様々な違いがあることがお分かりいただけたかと思います。
とはいえ、違いがありすぎてこれだけでは選びづらいですよね。
そこで当ブログでは、本記事で示したベビーホッパーの性能の違いを元に、全6種類の用途別ランキングも行っています。ご参考にしてください。
また、筆者が実際に使用した際のレビューなども掲載しています。
ベビーホッパーは種類も多く迷ってしまうことが多いですが、是非、用途に適した性能のモデルを選んでくださいね。
それでは。本日もご覧くださり、ありがとうございました。