妊娠中の洋服の選び方 〜春・秋・冬編〜

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こんにちは。

今回は、妊娠中の洋服の選び方を、筆者の実体験から解説していきます。




妊娠中には何を着る?

待望の妊娠発覚!!のあと、気になることって沢山ありますよね。

そんな中で、妊娠中の服装についても色々と疑問が浮かぶはず。

「マタニティウェアっていつから着るのかな?」

「マタニティウェアじゃなく、いつも通りの洋服ではダメ?」

「お腹が大きくなってきたら、サイズはどれを選べばいいのかな?」

等々、色々と疑問が出てくると思います。

マタニティウェアは必要?

妊婦さんなら誰もが着ているイメージの強いマタニティウェアですが、マタニティウェアって、絶対に必要なものなのでしょうか?

これは、手持ちの洋服や就労の有無、季節などによって差があると思います。

元々ゆったりめの服が多い方や、ワンピースが多い方は、1,2着買い足す程度で十分かもしれませんし、

夏ならロングドレスだけ何着かあれば、それで事足りる場合もあるでしょう。

私の場合は、

  • 妊娠期間が秋〜冬だった
  • 妊娠8カ月まで働いていた
  • ぴったりしたスリムな洋服しか持っていなかった(160cm,通常は7号か9号着用)
  • チャック全開のまま履くことになるアジャスター(例:こういうものです)が苦手だったため、手持ちのボトムスは使えなかった

ため、結局ボトムスはほぼ全てマタニティ用に買い替えました。

なので、私にとっては、マタニティウェア(ボトムス)は必須だったということになります。

マタニティウェアはいつから着る?

そもそも、マタニティウェアはいつ頃から着るものなのでしょうか。

一般的には、お腹の大きさが目立ち始める4〜5カ月くらいからマタニティウェアを着る妊婦さんが多いようです。

しかしマタニティウェアを着はじめるタイミングは人それぞれで、特に明確な基準があるわけではありません。

ちなみに、私はお腹が大きくなる前から下着とボトムスはマタニティ用のものにチェンジしていました。もともと着ている洋服がぴったりしたもの(スキニーパンツなど)が多かったので、洋服でお腹の赤ちゃんを締め付けてしまうのではと心配だったのと、つわりのために締め付けの強い服が一切着られなくなってしまったためです。

とはいえ、まだお腹は大きくなかったので、最初はボトムスのウェストがガバカバ。。そのため、ゴムとボタンでウェストサイズを調節できるタイプのパンツやスカートが重宝しました。このようなタイプのものです。

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妊娠中のサイズの選び方

当然ですが、妊娠中はお腹が大きくなります。妊娠前とどのくらい変わるのかというと、目安としてはこのくらいの変化があります。

妊娠前 ウェスト:64cm

妊娠後(臨月) ウェスト:100cm

数字で示すと、相当サイズが変わることがわかりますね。。

マタニティウェアのサイズ選び

マタニティウエアのサイズに関しては、ほとんどのメーカーが目安として、妊娠前と同サイズのマタニティウェアを買えば問題ないとしています。妊娠前にSサイズだった人はSサイズ、Mサイズだった人はMサイズ、ということです。

ただ、私の実感としては、妊娠中のむくみや、最終的にウェストが100センチを越えることもあり得ると想定し(実際、臨月には100センチを越えました。。)、ワンサイズ上を購入しても良いような気がしています。

というのも、私は妊娠前はぴったりめの服が好きだったため、Sサイズや7号を身につけることが多かったのですが、妊娠中はむくみがひどかったのと(必然的にサイズが大きくなる)、つわりもあったので(締め付けのきつい服が着られなくなる)、マタニティウェアはMサイズや9号を購入していました。結果としては、ワンサイズ上だからといって特にダブつくこともなく(むくんでいたからでしょうか。。。)、締め付けも無く、着ていて楽だったので良かったです。

ただ、メーカーや素材によって着心地も異なるので、可能であれば試着してから購入するのがおすすめです。

マタニティウェアを試着できるお店については、別記事で「都内でマタニティウェアが試着できる店舗一覧」を作っていますので、是非そちらも参考にしてみてください。

妊娠時に着る、通常の洋服のサイズ選び

一般的なレディース用の洋服をマタニティウェアとして着る場合は、サイズアップが必要な場合と、そうでない場合があります。ざっくり分けると、こんな感じです。

サイズアップが必要なもの

  • ウェストがファスナーやボタン仕様のボトムス
  • 妊娠前ジャストサイズのコート(前を開けて着ても寒くない季節なら、ジャストサイズをそのまま着ることも可能)
  • 妊娠前ジャストサイズのトップス

なお、ウェストがゴム仕様のものは、良く伸びるゴムでしたら妊娠中でもみぞおちのあたりまてゴム部分を引き上げて着ることも可能です。が、つわりのひどい方はますますひどくなるので、やはり、きつくないサイズまで上げて購入することをおすすめします。

私の場合は、ウェストゴムのロングスカートは妊娠前SかMサイズでしたが、妊娠中はXLを履いていました。「XLだと布が余ってもたついてしまうのでは?」とも思いましたが、実際はそんなことはありませんでした。妊娠中はとにかくお腹が突き出るので、お腹から足までのラインも、XLでももたつくことなく、ちょうど良い感じでした。

 

サイズアップの必要が無いもの

 

  • オーバーサイズに作られているコートやトップス
  • ゆったりとしたキャミワンピ等のワンピース

もともとがオーバーサイズだったりゆったりとした作りになっているものは、妊娠中でもそのまま着ることができます。ここ数年流行っているオーバーサイズの洋服が、そのまま妊娠中も着られるのは嬉しいですね♪

アイテム別 選び方ポイント

私が妊娠中に買った衣類は結構沢山ありました。(購入アイテムについては後日別記事にまとめる予定です)
買い足していくうち、アイテム別に選び方の基準がわかってきたので、以下にまとめてみました。

【ニット】
ニットは、妊婦さんはお腹の部分に本当に沢山毛玉ができるので(笑)、今年限りと割り切って買うことをおすすめします!なので、高いものではなくプチプラで済ませるのが正解かなと思います。

【パンツ】
「アジャスターだけ買って、手持ちのパンツだけで乗り切った!」という方もいるようですが、私はアジャスターだと下着が見えてしまわないか心配だったので、全てマタニティ用のパンツにしました。(参考:アジャスターとはこういうものです。)

また、服装規定が『オフィスカジュアル』の職場だったため、仕事用にマタニティ仕様のテーパードパンツを購入し、プライベート用にはマタニティ仕様のスキニーデニムなど数本追加しました。

何本か購入して感じた事としては、、、

真冬は、裏起毛必須!!!

ということです!!

お腹に赤ちゃんがいるのに身体が冷えてしまっては良くないので、防寒対策はとにかく万全にした方が良いと思います。

あと、マタニティ用パンツはお腹部分の布がリブ編みの別生地になっているものがほとんどですが、この別生地部分が、パンツと同系色になっているものが断然おすすめです!

具体的には、こんな感じの同系色のものがおすすめです。

※画像はamazonよりお借りしています

別生地が全く違う色だと、手を上げたりしたときにお腹の別生地部分が見えてしまい、さながら「下着みえてるよ??」状態になる可能性大だからです。
最近流行っている『ロングワンピ+レギンス』の組み合わせのように、絶対に股上が見えない状態で履くなら大丈夫ですが、普通のトップスと合わせると結構な確率で別生地部分が見えてしまうと思うので、パンツとお腹部分の生地は同系色になっているものが、やはりおすすめです!

【スカート】
ウェストが腹巻きのようになっているタイプが楽&暖かくておすすめです!冬場のスカートは足が冷えるので、タイツやレギンスを重ね履きするなどして、身体が冷えないよう工夫したほうがよさそうです。

【ワンピース】
通常のレディースワンピースも、ゆったりしたものなら着られますが、大きいお腹だと前裾が上がってしまい、シルエットが損なわれてしまうことがあります。気になる方はマタニティ用のワンピースにしたほうが良いかもしれません。(マタニティウェアはお腹が大きいことを前提として作られているため、妊婦さんが着た時のシルエットが綺麗です)

【コート】
妊娠時期がコートの前を閉めなくても寒くない季節であれば、手持ちのコートで問題ないと思います。私自身、秋口には手持ちのトレンチコートを着ていましたが、前をきっちり閉めなくても良い時期なら手持ちのコートで十分だと感じました。

妊娠時期が冬〜真冬の場合は、マタニティ用のコートや、サイズアップしたコートを購入することをおすすめします。

私は、大きなサイズを着るのは妊娠中だけだろうと思い、西友で6,700円くらいの安いLサイズのコートを買いました。しかしLサイズだと妊娠後期には前ボタンが閉まらなかったため(妊娠前はS~Mを着用)、通常のコートを買い足す場合はワンサイズ上ではなく、2〜3サイズ大きい方がよいのかも、、と思いました。もしくは、メンズ用をざっくりと着るのもいいかもしれませんね。

【靴】
妊娠中はスリッポンが、本当に楽でした!ちなみにコンバース等のひも靴は、お腹が大きくなってくると、かがんでヒモを結ぶのが大変になってしまい、だんだん履かなくなってしまいました。。そのため妊娠中は、プライベートではひたすらスリッポン、仕事中はフラットパンプスでした。

【マフラー類】
手持ちのストールやロングマフラーなど、お腹が隠せるものも、とても役立ちました。首に巻かなくても垂らしておくだけで、縦ラインが強調されてお腹の大きさが目立たなくなった気がします。元々ストールが好きで、色違いで何色か持っていたので、とても役立ちました。
具体的にはこんな感じで、ストールを使っていました。

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左:手持ちのコート+マタニティワンピース+青ストール   右:手持ちのコート+マタニティワンピース+濃紺ストール

まとめ

ここまで、妊娠中の洋服の選び方について、お伝えしてきました。

妊娠中は着たい洋服が着られなくなると思われがちですが、マタニティウェアと手持ち服やオーバーサイズの洋服を組み合わせる事で、おなかの赤ちゃんにも優しく、おしゃれを楽しむこともできます。

是非、ご自分に合った洋服を見つけて、妊娠中でもおしゃれに快適に過ごしてくださいね。

 




ABOUTこの記事をかいた人

ブロガーとして活動中の東京都在住、一児の母。会社勤めの傍ら、結婚を機にフリーランスでの仕事も開始。 耳寄りな育児情報や、実際に使って役立った育児グッズなどを紹介することで、プレママや育児中のお母さんたちのお役に立てればと思い、このブログを始めました。正確な情報・旬な情報をお届けすることをモットーに執筆しています。( ͒ ु•·̫• ू ͒)